2012年9月24日月曜日

秋入部決定の過程

人見知りサークルにとっての2011年度もようやく終わり、もう少しで新年度がはじまろうとしております。今後とも人見知りサークルをよろしくお願いいたします。

すでに半年ほど前から秋入部実施の発表はしていましたが、詳しい経緯を説明することはありませんでした。新年度が近づいているということもあり、今回はそのことについてご説明したいとおもいます。

非公認団体とはいえ、人見知りサークルもれっきとしたサークルですので、新入生の勧誘をおこないます。4月にはほかのサークルにまじって人見知りサークルも勧誘をする予定でした。しかし、問題が浮かび上がりました。春の勧誘で果たして人見知りの受け皿としての機能を十分に発揮できるかという問題です。入るサークルがなかなか見つからなかった入ってはみたもののにぎやかなサークルにはなじめなかったという人を受けいれるのが人見知りサークルです。そして、このような悩みは秋に出てくることが多いのです。人見知りサークルが秋に設立されたのはおそらく偶然でしょうが、ちょうどタイミングがよかったのか、多くの人見知りの受け皿となることができました。裏をかえせば、春には新入生はとりあえずほかのサークルに入り、しばらくはそこに腰を落ち着けるということです。あるいは、なにかしらのサークルに入るつもりでいて、人見知りサークルには興味を持たないということもあるでしょう。そのような中で新歓時期が過ぎ、悩みに気づきはじめた新入生も人見知りサークルに入るには時期が遅くなってしまった、という自体が起こるのはあまりに残念なことです。サークル、新入生の双方にとってよくない結果になってしまうでしょう。

このような問題をかかえ、これといった対策も思いつかないまま私たちは八木山ベニーランドに行きました。人見知りサークルにはたびたびあることなのですが、ものごとが突然決まることがあります。この日は打ち合わせではなく、あくまでサークルのイベントの日でした。本来、何かを決める場ではないのですが、たまたま簡単な話し合いが持たれました。内容は座談会の日程だったとおもいます。新入生の勧誘はそのついでにすぎない話題でした(というのも、これという対策が決まっていなかったので)。その中で突然「新歓時期を秋に持ってきたら?」という声が上がりました。一同はその大胆な提案に賛成しました。いわく、「東京大学も秋入学を実施するのだから、人見知りサークルがそれに先がけて秋入部を実施してもいいのではないか」とのこと。東大と人見知りサークルがどう関係するかはともかく、勧誘は秋におこなうというおおまかな方針が決まりました。正式な話し合いで決まったわけでもないこの提案は、その後簡単な承認を受けたあと、5月3日には公式にツイッター上で発表されました。

しかし、この突飛な案は意外と正しかったのかもしれません。人見知りサークルが設立されたのは秋。1年たって新年度を迎えるというのはキリもよく、新しい気持ちで新入生を迎えるのに適しているといえるのではないでしょうか?なにはともあれ、人見知りの受け皿となるわがサークルが十分にその機能を発揮できれば幸いです。

Dr.MORIO

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