2011年10月30日日曜日

人見知り昼食会の模様

既に2回、人見知り同士で昼食会を行いました。(10/18、10/25)。
ブログの更新を行わなかったのは、単に怠けていたからです。

「人見知り同士で昼飯を食ってみるとどうなるのか、どんな気分になるのか」
それを確かめたくて開催してみたわけですが、確かに「なんとも言えない気分」にはなりました。

以下は僕個人が勝手に感じたことです。

まず、人見知りなので会話が少ない。もし通りがかりの人が僕らのテーブルを見たら「これじゃあ一人で食ってんのと変わんねえじゃねえか!」と言うと思います。一応楽しく会話したりもしていたのですが。

そして、周りの声が大きすぎてみんなの声が聞き取りづらい。っていうか、大声出すの申し訳ない。

さらに、思ったより優越感が無い。むしろ、一人で食っているときの気分を知っている分、よくわからない申し訳なさを感じる(俺なんかがテーブルをこんなに占有してしまっていいのか?)

この機会にいろいろしゃべることの出来た人もいたので、それはそれで楽しかったのですが、当初予想していた「充足感」というものがあまり得られなかったことは素直に驚きました。



さて、第一回の参加者が4人、第二回の参加者が5人、ということで着実に参加者が増えていったことは喜ばしいことです(人見知りサークルのメーリス登録者は大体10人)。
今後も何度かやっていこうと思っていますが、「大人数で会食することによって得られる充足感」よりも「人見知り同士の交流を増やす」ということを企画目的としていくのが良いのではないかと思ったりしています。


高橋

活動目的

人見知りサークルの活動目的は、主に「人見知り同士集まってみる」ことです。

「人見知りサークルって何をするところなの?」
「人見知りを直すところ?」

など、このサークルについて疑問に思うところもあろうかと思います。
もし野球サークルであれば、野球をするところだとわかります。テニスサークル、将棋サークル、文芸サークル、どれも活動内容と団体名が結びついています。
しかし「人見知りサークル」ではそうはいきません。人によって様々な解釈があるでしょう。

今一度、「人見知りサークル」の活動目的を定義するとすれば、それは「人見知り同士集まってみる」ということになると思います。
「人見知り」は人と関わりを多く持ちません。ですから、不特定多数の人と関わるという経験をあまり積んでいないのです。
そんな「人見知り」達が、「人見知り」であることをきっかけに集まってみたらどうなるのか…

「人見知り」というのは集まること自体を目的化出来る人々なのです。
一般的に言って、「集まる」という行為は手段にすぎません。
しかし、我々にとってはそれが「目的」なのです。


もちろん、集まってみて何かが生まれれば積極的にそれに乗っかっていこうという思いもあります。
「俺は人見知りを直したい!」そういう人が何人かいれば、僕も人見知りを解消したいので、いっしょに人見知り解消法を検討していくのもアリだと思います。
「人見知りだったから、こんなことが出来なかった、あんなことが出来なかった」という願望も大歓迎です。
友達がいないから野球が出来なかった、それならば人見知り同士で野球をやりましょう。
ある授業のノートを全く取っていなかったから誰かに見せて欲しい、それならば人見知り同士で見せ合いましょう。
人見知りだから外国人に話しかけたくてもムリ、それならば人見知り同士で押しかけてみましょう。


ひとまず、「人見知りサークル」は来年4月までの延命を目標としています。それまで定期的に集まり、そして何か生まれればそれに乗っかる、そんな風にして、ぼちぼちと、ぬるぬると、やっていこうと思っています。

基本的な活動日程(暫定的)

人見知りサークルの活動日程については、今のところ以下のようになっています。

①毎月第1水曜日・第3金曜日 17:30~18:30
→人見知り座談会、その他学内での勉強会

②毎月第2・4火曜日 11:30~12:30
→人見知り昼食会(川内以外でも検討中)

③その他土日、夜あたり
→人見知りイベント。フェルメール展、ベニーランドなど。


①のネタについては、「人見知りとは何か」、「最近の若者文化を勉強しよう!」、「今週の俺はこんな人見知りだった」などを考えています。

②は、やってみたら意外とよく分からない気分になったので、新規参加者の顔見せ的な位置づけでやっていこうかと考えています。

③は、まあ人数が増えたり、予定が空いたら適宜開催ということで。

2011年10月13日木曜日

第一回人見知り座談会

 昨日の流れはこんな感じでした。

①自己紹介、人見知りアンケート記入

②人見知りサークルの趣旨説明や発足過程について簡単にお話し

③「人見知りとは何か」というテーマでディスカッション

④今後の日程について

 結果的にあんだけの広告で7人も集まったというのは大変興味深いことだと思います。
 「人来ねえだろ」と思ってたし、丸テーブルが一つ「人見知り」で埋まるという光景は壮観でした。

 中には「そんなに人見知りというわけでも無いけど、文学部の1年生ともっと交流を深めたい」という人もいました。サークル活動にもよると思いますが、やはり文学部同士の交流というのは少ないようです。

 人見知り座談会をやってわかったことは、「人見知り」が集まると大変ヌルっとした空気が発生するということです。今後も、「大学にどうもなじめない」という人たちがこのヌル感を求めてやってくることになれば、この人見知りサークルも一つの「交流の場」として発展していくのかもしれません。

 ディスカッションでは、それぞれの人見知り遍歴なんかも紐解きつつ、人見知りとは何かということでいろいろしゃべりました。どうやら「人見知りの分類付け」が必要となるような雰囲気になってきたので、次回座談会でもそのようなことをテーマにしたいと思っています。

 早い段階で人が集まりそうであればフェルメール展に団体料金で行くというのもアリだという話にもなってます(もちろん着いたら個人行動)。

 一応幸先の良いスタートを切った気がします。


高橋

2011年10月10日月曜日

東北大文学部人見知りサークルについて

 東北大学文学部人見知りサークル、一年生代表 高橋雅人です。

長い名前と活動の不透明さから、相当な胡散臭さを発しているこのサークルですが、発足理由はきわめて単純明快です。

「人見知りは人とのつながりが少ない。だったら人見知り同士で集まってみよう!!」

人見知りの人は大抵、似たようなことで悩んでいます。十分関係性の深まっていない人に対しては目をそらす、初めて入る教室は緊張感が半端じゃない、茶髪が怖いなどなど…

でもこういう悩みって本当バカバカしい。自分でも書いてて「何でこんなくだらないことで悩んでんだ?」って思うくらいです。なのに、一人で抱え込むと元気が無くなるし、ご飯も味がしなくなります。

だったら「笑いとばそうぜ」、と! 
そんなら「共有しちまおうぜ」、と!
「特にでかいことしなくていいからとりあえず集まってみようぜ」、と!

そんな風に、人見知りの「居場所づくり」を目指すのが、当サークルの目的です。