2011年11月7日月曜日

人見知り芋煮会

 「あえて学祭の日に人見知りが芋煮をやる」
 という野望から、今日は芋煮をしました。
 牛越橋ではなく、仲の瀬橋です。二校の近く、セブンイレブンを通ってまっすぐ行くと出る橋の下です。
 事前準備を怠ったので、かなり行き当たりばったりになりました。参加者(計4人)が集まった段階で発覚した問題は、以下の3つです。

・はし、ゴミ袋が無い
・調味料が無い
・なべが無い

 「まあ、なんとかなる」と思ってまずCOOPに行きましたが、なべはすべて貸し出されていました。祝日はやはりみんな芋煮をやるみたいです。しょうがないのでセイユーに行ったら運良く借りることができたのでよかったですが、もしかするとなべが手に入らなかったかもしれません。本当によかったです。
 実を言うと「おたま」も無かったのですが、そこは機転を利かせて持ってきてくれたメンバーのおかげで何とかピンチを脱しました。



 いろいろと面倒くさがった結果、材料は切ったもの、火はガスコンロを使用します。
 水が沸騰した後、材料を入れて、煮ます。



 写真にちょっと写っていますが、担当者がネギを切って持ってこなかったため、このあと「手でちぎって」なべにぶち込みます。









 結構煮立った後にしょうゆを入れます。このあたりになってようやく美味しそうな雰囲気になってきました。
 芋煮を初めて1時間くらい過ぎて、ようやく出来上がったというころに僕はいったん大学祭のシフトの方に戻ったのですが、芋煮の方に帰ってきてみるとほとんど芋煮が無くなっていました。



 よほど美味しかったということでしょうか。食べてみると大変味がしみていて良かったです。

 いろいろバタバタしたこともありましたが、結論を言うと、「普通に終わった」、という感じです。
 芋煮という僕達人見知りにとっては全く未知なイベントも、やってみると案外簡単なものだと感じました。さしずめ、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」といった感じでしょうか。「やってやったぜ」、的な。

 いろいろ忙しい中協力してくれた方やこの企画を温かく見守ってくれた方に感謝します。


高橋






2011年11月3日木曜日

B級スポットめぐり

 勉強会のあと、先輩の提案を受けて「三居沢発電所」と「三居沢不動尊」、そして「交通公園」を見に行きました。
 三居沢発電所は日本で最初に水力発電を行った場所だそうで、その歴史資料を展示しているコーナーを見学しました。なぜ仙台で初めて水力発電を行ったのか、いまいち謎ですが、なんだか小学四年生のときの社会化見学をしているような気分になれます。
 この写真は、資料館のバルコニーから撮った写真です。レンガを見て和む人にとってはきっといい場所だと思います。

 そのあとに三居沢不動尊を見に行きました。心霊スポットとして有名らしいですが、行ってみるとそう言われる理由が分かります。数百メートル先でのにぎやかな風景とはまるで違う雰囲気を堪能することができました。

 最後に、交通公園を見に行きました。交通公園、という単語を聞いたことのある人は多いかもしれませんが、実際に行ったことのある人というのは少ないと思います。
 交通公園は、一言で言えば「異世界」です。
 交通公園の中では私たちの世界の交通ルールが忠実に再現されています。信号や横断歩道に歩道橋など、交通公園は奇妙なほどにリアルな空間なのです。おそらく、交通公園を訪れた人は、最初その違和感に気づくことも無いでしょう。しかし、やがて気づくのです。
 「なぜ自分は公園に来てまで信号待ちをしているんだ?」
 その瞬間、交通公園の中と外の両方で展開されるリアルが、自分自身の中でせめぎあいます。虚構と現実が交差し、何が現実かを見失ってしまう、そんな現象を交通公園は引き起こすのです。

 牛越橋の近くにこんなB級スポットがあるなんてまったく予想もしていませんでした。今後の活動として、こういうB級スポットに足を運んでみるというのもありかもしれません。



高橋











2011年11月1日火曜日

芋煮勉強会

 
青い空。生い茂る草花。そして、芋煮にいそしむ人々。
 そんな風景を見て俺達「人見知り」は何を思うのだろう。
 10月の末にも関わらず、あたたかで穏やかな一日。
 別に芋煮をやっている人たちを冷やかしに行ったわけでもない。
 ただただ、「休日の昼間に俺は何をしているんだ」と自問する小一時間。
 俺はあのとき何をしていたんだろう。
 芋煮を勉強する、そういう名目で俺たちは川原にやってきた。しかし、そこで目の当たりにしたのは、楽しそうに芋煮に興じる人々の姿である。その人たちを前にして一体何が出来るというのだろう。ただ、黙って見ているしかないのである。何も考えず、ただ見ていることしか出来なかったのだった。
「帰りましょうか」
 
 なぜか、晴れやかな気持ちだった。羨望、妬み、絶望、そんなものは一切無い。ただ純粋に、芋煮を見ることが出来たこの一日に感謝した。もう見ることは出来ない芋煮、もう二度とやってこない芋煮、そんな素敵な瞬間に居合わせることのできためぐり合わせに、心から感謝した。
 いつか芋煮をしよう、そう心の中で、決心した…

 っていうことで芋煮をやります。11月3日、あえて学祭の裏番組的な形で学校の近くの橋の下でやります。雨が降ったらやめます。準備、材料は徹底的な省エネ方式(ガスコンロ、すでに切った野菜の使用)でいきたいと思います。
 芋煮をやったことが無いのでどうなるのか分かりませんが、まあなんとかなると思います(無理っぽそうになった段階で中止)。

高橋