2011年11月3日木曜日

B級スポットめぐり

 勉強会のあと、先輩の提案を受けて「三居沢発電所」と「三居沢不動尊」、そして「交通公園」を見に行きました。
 三居沢発電所は日本で最初に水力発電を行った場所だそうで、その歴史資料を展示しているコーナーを見学しました。なぜ仙台で初めて水力発電を行ったのか、いまいち謎ですが、なんだか小学四年生のときの社会化見学をしているような気分になれます。
 この写真は、資料館のバルコニーから撮った写真です。レンガを見て和む人にとってはきっといい場所だと思います。

 そのあとに三居沢不動尊を見に行きました。心霊スポットとして有名らしいですが、行ってみるとそう言われる理由が分かります。数百メートル先でのにぎやかな風景とはまるで違う雰囲気を堪能することができました。

 最後に、交通公園を見に行きました。交通公園、という単語を聞いたことのある人は多いかもしれませんが、実際に行ったことのある人というのは少ないと思います。
 交通公園は、一言で言えば「異世界」です。
 交通公園の中では私たちの世界の交通ルールが忠実に再現されています。信号や横断歩道に歩道橋など、交通公園は奇妙なほどにリアルな空間なのです。おそらく、交通公園を訪れた人は、最初その違和感に気づくことも無いでしょう。しかし、やがて気づくのです。
 「なぜ自分は公園に来てまで信号待ちをしているんだ?」
 その瞬間、交通公園の中と外の両方で展開されるリアルが、自分自身の中でせめぎあいます。虚構と現実が交差し、何が現実かを見失ってしまう、そんな現象を交通公園は引き起こすのです。

 牛越橋の近くにこんなB級スポットがあるなんてまったく予想もしていませんでした。今後の活動として、こういうB級スポットに足を運んでみるというのもありかもしれません。



高橋











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